作曲の幅を広げるためには音楽を幅広く沢山聴くべき

幅広く沢山の音楽を作るためには、そもそもそれらがどのようなものかを知っておく必要があります。

平たく言えば、「作曲を上達させたければ幅広く沢山の音楽を聴くべき」ということです。

こちらではそんな「音楽を幅広く聴くこと」の効果や、そのための方法などを詳しく考えてみます。

知らなければ作れない

お気に入りだけを聴き続けてしまう状態

「音楽が思い浮かばない」という人によくあるのが「狭い範囲で音楽を聴いている」ということ。

これは特に若い年代に多いケースなのですが、とにかく自分のお気に入りの音楽だけをひたすら聴き続けている、という状態です。

「〇〇みたいな曲を作ってみたい」「〇〇のようなアーティストになりたい」という気持ちから作曲を始める人は、その「〇〇」の音楽に強い愛着を持っています

かく言う私も、高校生~二十代前半まではものすごく狭い範囲の音楽ばかりを聴いていました。

一時期ビートルズばっかり聴いていた頃もありました(笑)。

自分が良いなと思う音楽を繰り返し聴いていればいいので、これはとにかく楽です。

また、ある程度予想できる範囲の中で音楽を楽しむことができるので安心感もあります

蓄積された音楽を外側に出す作業

反面でこれを「作曲レベルの向上」という観点から考えた場合はどうでしょうか?

作曲は、自分の中に蓄積されている音楽を「曲」という形で外側に出す作業です。

そのため、沢山の曲を作るためには「沢山の音楽を蓄積しておく」という前提が必要になります。

冒頭で述べた通り、とにかく幅広く沢山の音楽を聴く必要があるのです。

馴染みのない音楽を積極的に聴いていく

これは、例えばロックが好きな人がジャズを聴いたり、クラシックを聴いたりすることを意味します。

普段邦楽ばかりを聴いている人が洋楽を聴いたり、女性アーティストばかりを聴いている人が男性アーティストの音楽に触ることなどもその一つと言えるでしょう。

自分がこれまでに聴いてこなかったような音楽に触れる事は、明らかに作れる音楽の幅を広げることにつながります。

聴いたことがない音楽はもちろん作れませんし、裏を返せば沢山の音楽を知るほどに作れる音楽のスタイルは豊かになっていくのです。

考えてみれば当然のことなのですが、まずはこれを理解してください。

どのような方法でたくさんの音楽に触れるべきか

インターネットの活用

それでは、上記のような「音楽を幅広く聴く」ということをどのように実践していけばいいのでしょうか?

まず初めに思いつくのが「インターネットの活用」です。

現在はひと昔前と違ってインターネットが発達しており、そこには未知の音楽が山のようにアップされています。

その気になれば、いくらでもそれらに触れることができます。

サブスクリプション型音楽サービスの活用

また、最近ではサブスクリプション型の音楽サービスが一般化してきています。

「Apple Music」「Google Play Music」「LINE MUSIC」「Spotify」「AWA」「Amazon Music」などが有名なところです。

これらサービスでは、月々1000円程度の定額を払うことで前述のような幅広いジャンルの音楽を洋楽・邦楽問わず無制限で聴くことができます。

私は「Apple Music」を活用していますが、最近では邦楽もかなりの数がライブラリーに加わっています。

もともとあった洋楽のライブラリーや、世界各地にある少し特殊な音楽などを加えると、その数は多分一生かかっても再生しきれないほどです。

既に述べた通り音楽を幅広く沢山聴くほどに作曲の幅も広がっていくため、作曲レベルを向上させたいという皆さんにとってサブスクリプション型音楽サービスの利用はもはや必須と言えるかもしれません。

まとめ

ここまで「音楽を幅広く聴くこと」についてご紹介してきました。

上記の内容は、端的に言えば「インプットを増やす」という作業です。

そう捉えるとそれらはどこか「義務」のように感じられてしまいますが、忘れてはいけないのが「楽しむ」という姿勢です。

厳密に言えば「幅広い音楽に興味を持つ」ということです。

「沢山音楽を聴かなきゃ!」という焦りからそれらを実践するのではなく、「どんなに良い音楽があるんだろう!?」という気持ちが、まだ知らない音楽への興味になり、結果的にそれが自分の作曲につながっていきます。

作曲をやろうと考えているみなさんはきっと、音楽を聴いたときの「あ~良いなあ」というあの気分を知っているはずです。

あれを体感するために未知なる音楽を探すのです。そう考えるとなんだかワクワクしてきますよね?

「音楽を楽しむ」という心構えを忘れずれに、是非前向きな姿勢でそれに取り組んでみて下さい。